石川県
令和6年能登半島地震アーカイブ 震災の記憶 復興の記録

初動対応と検証

INITIAL RESPONSE AND VERIFICATION
第2章『生活を守る 命をつなぐ』
給水支援・入浴支援等

入浴支援

取組事項

発災後

  • 自衛隊による入浴支援(1/6~8/31)
    • 仮設風呂設置(6市町)
  • 公衆浴場の無料入浴支援
    • 県内協力浴場(61施設)で実施(1/25~)
    • Suica活用による効率的な運用(共通入浴カードとして活用)
  • 避難所環境整備・物資支援(1/25~)
    • NPO・ボランティア等による入浴機材の設置・入浴支援
    • 日本財団・WOTA社による避難所等へのシャワーブース設置
  • 日帰り入浴バス運行(2/11~4/26)好事例
    • 入浴施設と被災地を接続するバス運行(輪島市・珠洲市)
  • 1.5次避難所と近隣の入浴施設3施設を接続する巡回バス運行(1/16~)好事例
  • 自衛隊船舶の運用・調整(1/14~3/31)
    • 自衛隊がPFI契約により借り上げた船舶を七尾港に停泊させ、被災者の方々や応援職員等の休憩・宿泊施設として提供
    • 「はくおう」では約2,600名が一泊二日の宿泊、食事及び入浴サービスを利用
    • 「ナッチャンWorld」では被災市町に派遣されている国及び県内外の自治体職員、DMAT等の情報収集・共有のための災害拠点として約2,200名が利用

平時における取組

    • 基本的に市町にて実施、支援要請
  • (訓練)
    • 未実施

課題

  • 平時における準備・想定不足
    • 県での入浴支援の実施想定なし
    • 広域的な断水想定なし
  • 支援団体等との連携
    • 県・市町・他自治体応援職員・NPO等との連携
  • Suicaデータとの連携
    • SuicaIDと個人情報を紐づけるため、大量の紙ベース情報のデータ入力に苦慮

改善の方向性

  • 発災後の業務・役割の整理短期
    • 広域的なライフラインの途絶を想定した県・市町・支援団体等の役割の明確化
  • 県庁内・関係機関との連携強化短期
    • 自衛隊等給水支援との連携
    • NPO・ボランティア等との協力
    • 体制構築・協定締結等
  • 避難所の環境整備短期
    • トイレカー、キッチンカー、入浴資機材、ランドリーカー、トレーラーハウス等の避難所環境向上に必要な大型資機材や、段ボールベッド等の避難所開設後直ちに必要となるものを各地域の国備蓄拠点等へ分散整備・備蓄
    • 避難生活の環境向上に必要な大型資機材を民間保有分を含め登録し、災害時だけでなく、平時から啓発や訓練を行うため、自治体に貸出可能とする制度の創設
  • 避難所の運営支援中長期
    • デジタル技術の新技術活用への支援(災害時を見据えた平時からのマイナンバーカード活用促進)
凡例
改善の方向性欄 「短期令和7~9年度対応/中長期令和10年度以降対応」