石川県
令和6年能登半島地震アーカイブ 震災の記憶 復興の記録

初動対応と検証

INITIAL RESPONSE AND VERIFICATION
第1章『命を守る』
災害対策本部設置・運営

災害対策本部

取組事項

発災後

  • 本部用務
    • 自衛隊への派遣要請(1/1、16:45)、災害救助法の適用(1/1、21:00)等
  • 本部員会議の開催・運営
    • 第1回は発災2時間後に開催(18:30)(知事・一部本部員WEB出席)
    • 国現地対策本部員出席(1/1第2回~)
    • 被災市町長WEB出席(1/2第3回~)
      →一部市町から出席が負担との声も
      ※1/6まで1日2,3回、1/19まで1日1回ペース
    • 輪島市長が一時孤立、出席不可
      →1/3自衛隊ヘリで搬送
    • 国会議員、県議会議員代表1名出席好事例
    • マスコミフルオープン(ペーパーレス好事例
    • 本部長発言は知事室政策調整課で作成
    • 本部員会議前に出席者で打ち合わせ
  • 執務室設営・調整
    • 国現地対策本部603会議室
    • 実動機関は危機管理監室内
    • その他の機関は関係部局に近接して配置
    • 本部連絡員室は今回設置せず

平時における取組

  • (地域防災計画等)
    • 震度5強以上で自動設置
    • 本部設置後の国等の執務室設定
    • 災害対応のための業務継続計画を策定
    • 危機対応職員の業務継続体制の想定、職員の勤務ローテーションの確立
  • (訓練)
    • 実動訓練(防災訓練)での情報伝達訓練(本部運営訓練等の図上訓練は未実施)

課題

  • 平時における準備・想定不足
    • 本部長等のWEB出席想定なし
    • 国現地対策本部員の県本部員会議への出席想定なし
    • 想定を超える人数の関係機関・団体からの応援
    • 一部職員の連続勤務が発生
  • 県庁内外からの問い合わせや調整に苦慮
    • 問合せが危機管理監室に集中し、担当部局への振り分け等の調整業務が急増
    • 災害対応=危機管理監室という固定観念から県庁内での振り分け調整に苦慮
  • 災害対応職員用の物資備蓄の想定なし
    • 近隣のコンビニ等が地震により休業する中、各自が自宅から食料等を持参
  • 災害対策本部室・執務室の機能・スペース不足
    • 国現地対策本部員、多数の支援団体の参集により執務スペースが不足
    • WEB会議の円滑な実施に係る機材不足
      (大型モニター、マイク等機材の老朽化による一時的な不具合が発生)
    • 同一の執務室やフロアで業務可能なスペースがなく、利用可能なスペースに分散した結果、国・県・実動機関等の間で情報共有に苦慮

改善の方向性

  • 災害対策本部運営要綱の見直し短期
    • 業務継続計画に基づく動員者の確保
    • 組織横断チーム及び他部局動員予定者の選定
    • 幅広い関係機関の災害対策本部会議への参加に向け、WEB会議の推進
    • 災害対策本部員会議の開催頻度、出席者の検討
    • 災害対策本部員会議とは別に実務レベルで調整・情報共有する連絡調整会議の設定
    • 業務継続計画に基づく職員勤務ローテーション検討
    • 県執務スペース及び応援機関執務室配置の見直し
    • ブラインド形式を含めた定期的な訓練の実施による国・関係機関との連携推進
    • 国、国会議員、県議会議員との情報共有及び対応方針の明確化
  • 災害対応職員等の物資備蓄短期
    • 食料、市町への派遣職員用寝袋等
  • 災害対策本部室・執務室の機能強化・配置の検討短期
    • スペース拡充
    • 関係機関が同室、同一フロアで業務可能な執務スペースの確保・配置
    • 参集規模に応じた柔軟に変更可能な什器等の整備
    • WEB会議の円滑な実施に向けた設備整備(システム更新とあわせたモニター等整備)
凡例
改善の方向性欄 「短期令和7~9年度対応/中長期令和10年度以降対応」